納入実績(焼入装置)
納入実績(焼入装置)
建機・農機・船舶関連
アイドラー・ローラー焼入装置
半開放コイルによる両端一発焼入れでサイクルタイム短縮
片方ずつワークを反転させながら行う方法から、両端を半開放コイルで一発焼入れする方法にすることで、サイクルタイムを大幅に短縮できます。また、重いアイドラーやローラーを反転する作業がなくなり、作業者の負担緩和にも寄与します。
一発焼入れによるソフトゾーンのない品質を実現
従来の回転移動焼入れ方法では、移動の開始点と終了点のあいだにソフトゾーンができてしまい、摩耗しやすいという問題がありましたが、一発焼入れによりその問題は解消されます。
加熱と浸漬冷却のコントロールにより焼割れのない均一な硬化層を確保
高周波焼入れにとって扱いづらい鋳物であるアイドラー・ローラーですが、予熱と本加熱を組み合わせた加熱コントロールと浸漬噴射による均一な冷却コントロールにより焼割れのない安定した均一硬化層を確保しています。
旋回輪・大型ギヤ焼入装置
全周一発焼入れによる処理時間・電気代の大幅削減
一歯ずつ焼入れする方法に比べ、外径や内径の全周を一発で焼入れする処理時間はおよそ1/5、消費電力は1/2~2/3になります。
「浸漬噴射冷却」で焼ムラ・歪みの少ない品質へ
一気に全周を加熱した後、ワークを焼入水タンクに沈め、タンク内に設置された冷却ジャケットからも噴射冷却することで、ワーク全体を均一に冷却します。それにより、焼ムラ、歪みの少ない硬化層を形成しています。
船舶用大型部品複合焼入装置
コイル移動による設備のコンパクト化
長いストローク移動でも安定した電力を供給できる整合部・コイルの移動機構により、お客様の工場でピットを掘る必要がなくそのまま設置できます。
異なる大型部品を一台の装置で焼入れ可能
ピストン棒や排気弁座のような、形状の大きく異なる部品が取り扱われていても、お客様の用途に合わせ、浸漬噴射冷却式と竪移動焼入れが可能な複合焼入れ装置などを提案しています。
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